家族や友達が入院した時少しでも力になりたいなと思うものです。「手術が成功しますように」「一日でも早く回復しますように」色々な想いがあると思います。そんな時千羽鶴を折るのも良いですよね。気持ちを込めて折る千羽鶴は出来上がった時感動します。受け取った方も気持ちが伝わり喜んでくれると思います。
数年前母が心臓の手術をするということになり手術の日まで何をしてあげられるか、無事に手術が成功するのか色んな気持ちを抱えて過ごしました。何も出来ない自分がもどかしくて何かしたいなと毎日考えていました。そんな時千羽鶴を折る事を思い付き、折ってみると精神的にも落ち着き、出来上がりに感動したのです。まだ幼稚園児だった息子が折る鶴は不格好でフニャフニャでしたが術後そんな鶴を眺めているだけで母は嬉しかったと思います。見た目よりも気持ちが大切です。
千羽鶴ってどうしたらうまく折れるの?どんな糸でどうやって繋げるの?はじめてだとわからないことばかりですね。まとめてみました!
用意するもの
★千羽鶴用の折り紙
★手縫い糸
★二重カンやカードリング
★ビーズ
作り方
①色ごとに千羽鶴を折ってジップの袋などに入れておく。数人で折る場合は色で分けてジップの袋に入れて渡すと良いです。
私は鶴の首を折りません。その方が出来上がりがスリムです。貰った方もなるべくスリムの方が場所も取らずいいのかなと思います。
②グラデーションになるように並べて袋に番号を書いておく。今回私が使ったのはトーヨー千羽鶴おりがみです。20色で1色50枚でしたので2羽ずつグラデーションで繋げていくと25本出来る計算です。
③手縫い糸を長めにとってビーズを付けます。ビーズは一番下の鶴から糸が抜けないようにする為です。
④2羽ずつ繋げていきます。間違えないようにする方法は2羽ずつグラデーションで並べて数を数えてから繋げていく方法です。手間がかかりますが絶対に間違える事はありません。慣れてくると袋を開けて袋ごとグラデーションに並べて2羽ずつ取って繋げていくのですが繋げた後に色が足りなかったり1羽しか繋げていなかったり、、、修正が大変です。
⑤一番上は白が良いです。少し長めに糸を残しておきます。
⑥決まりはないと思いますが私は5本を1束にして結んでおき5束できたら完成でまとめて結んでリングに付けます。受け取った方がぶら下げたり扱いやすいようにリングを付けています。母に渡した千羽鶴には子供達のメッセージカードに紐を通してリングに付けました。
きれいに折るコツ
写真の段階は最後の方です。ここで1ミリくらいの隙間をあける事がポイントです!
きれいにピンピンに尖ります!
まとめ
まずは色ごとに分けて折っていきます。折った鶴は色ごとにジップの袋にまとめます。グラデーションになるように袋に番号を書き2羽ずつ白い手縫糸で繋げていきます。
一番下の鶴にはビーズを付けて糸が抜けないようにしましょう。ガードリングなどを用意して繋げた鶴をリングに着けていきます。
複数名で作る場合得意な方や不得意な方がいると思います。その場合なるべく濃い色(赤、紫、緑など)を得意な人に折ってもらいましょう。裏の白が見えるとかなり目立つのです。不得意な人は薄い色を担当するのが良いです!
見た目は不格好でも出来上がると気持ちが伝わると思いますのであまり気にせずに心を込めて折る事が大切ですね!